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モテない男、納豆で痩せる?

大学生なんでレポートとか書くのよ、やっぱ

で、現在2本のレポートを抱えてるんよ

ひとつは、Mフーコーの書いた倫理の系譜の中で現在をとらえる、とかいうもう自分でも
「どうすんの?どうすんのよ、俺? つづきはwebで」
みたいになるようなヤツなのね (ていうか、今webにいるのか)

もうひとつが人々はなぜ『発掘!あるある大辞典Ⅱ』を信じたのか、についてなんですよ
社会心理学、脳科学、アニメ文化学などの多様な視点から「納豆ダイエット」信仰を分析してます

そこで、今日から少しずつ、その内容を当ブログで掲載しますのでどうぞ見てやってください

(以下引用)

title: 『あるある詐欺』から考える、科学的知識と社会

序文
2007年1月、関西テレビ製作のテレビ番組『発掘!あるある大辞典Ⅱ』で紹介された「納豆ダイエット」が納豆の一大ブームを巻き起こした。全国各地のスーパーマーケットでは納豆の売り切れが相次ぎ、生産が追いつかないことについてメーカーが消費者に対しての謝罪文を新聞各紙に掲載したほどだった。だが番組放送の約二週間後に番組で扱われたデータの一部が捏造されたものだと発覚する。ブームが大きかっただけに、捏造が発覚したときの社会的反響も大きかった。朝日新聞は発覚の翌日のトップ記事でこれを報じ、ワイドショー等でも大々的に取り上げられた。また報道を信じて、踊らされた消費者が受けたショックもまちがいなく大きかったのだ。
このレポートでは、この事件がまだ熱を持っているうちに、オンタイムで事件の孕む問題にアプローチしていく。だが、ただ一言に問題といっても多くの問題があり、またそれによってアプローチのしかたも多様になるだろう。たとえば、マスコミの報道倫理を挙げてもいいし、番組制作の発注を請けた下請け会社と親会社の格差関係を取り上げてもいいだろう。もしくは、科学者が科学報道とどう関わり、大衆へ正しい知識を与えるか、などという科学者の役割を論じてもいいだろう。しかし、ここではマスコミや科学者ではなく、それらと関わる一般大衆=視聴者=消費者に焦点を合わせる。つまり、なぜ視聴者は無批判に捏造された科学データを信じ込み、踊らされるに至ったか、を問いたいのだ。この問いから、いかに偽りの科学的知識が疑われることなく、真実として社会に通用していくかが見えてくるだろう。

つづく


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コメント 2

kenta-ok

私は単に味が好きなので、ほぼ毎日納豆を食べています。
by kenta-ok (2007-02-24 08:54) 

しゅんち

普通に好きで毎日食べる人にとっては、今回の事件は迷惑だったことでしょう。スーパ-に行ったら急に納豆が品薄になってるわけでしょう。それに納豆買うときレジの店員に
「あぁ、この人ダイエットするのかなぁ」
とか思われてないか心配になったりするかもしれないですしね。
by しゅんち (2007-02-24 14:56) 

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